2010年12月4日土曜日

成すといえ・・・

金光鑑太郎師の歌
「成すといえ成し得る条件恩恵の なくば成しえず 何ひとつとして」

ここに鍋がある。この鍋は、器。すなわち私たちの個性や力量。しかしこれだけでは何の役にも立たない。
ここに水と言うお恵みが加えられ、そしてそこに熱情がかけられて役に立つことになる。

自分がする。力がある。
それもいいだろうが、それだけでどうにもできないことが分かってきて、初めて神にすがるということが生まれてくる。
神様と私達との合作。
「相互扶助論」とでも言おうか。
人間の世界にどうでも必要な事ではなかろうか。

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